メデル株式会社

2つの軸で、会社設立後最大の危機から脱出する【野本由美子の起業自分史・その3】

こんにちは、野本由美子です。

起業から現在までを振り返る
野本由美子の起業自分史、
3回目の今日は、
法人化してからのお話です。

2017年9月20日に、
メデル株式会社を立ち上げました。

創立日には、
友人やお世話になった人と小さなパーティーを開いて、
みんなにお祝いしてもらって、
幸せいっぱいのスタート!

……だったはずなのですが。
ここから急に、気持ちが落ち込んじゃったんです。

「会社はつくったけど、これからどうしよう?」

「わたし、これからどうしたいんだっけ?」

って。・・・いわゆる

アイデンティティクライシス

ですね。

そこから、どんな風に抜け出せたかを
ひとつずつお話していきますね。

まず、ひとつ目。

ある起業家さんの事業で
ボランティアを募集しているのを知り、
そこに飛び込んでみました。

こういう自分がピンチの時って、
自分のフィールドで悪戦苦闘しがち
だと思うんですけれど、

そこで新しいところに飛び込んで、
人のために何かをしてみることで、
ひらけてくることってあるんですよね。
やっぱりね、
アウトプットが大事なんですよ。
それも、できるだけ新鮮な環境だといい。

アイデンティティを見つめ直すために、
自分の内面を掘っていく。
もちろんそれは大事なことです。

でも、掘ることばかりやってったら、
そのうち地球の裏側まで行っちゃうよ(笑)。

やっぱり、
インプットしたらアウトプット
なんです。

さて、2つ目。
企業理念を明文化しました。

と、さらりと言ったけど、
3ヶ月以上かかりました!!

お世話になったかたに
アドバイスいただいたことがあるんです。

創業社長にできることは、
会社に魂を吹き込むことなんだよ」

って。

理念づくりってね、
「魂の声を言葉に載せていく」作業なんです

なぜこの会社をつくったのか。
この会社で何をするのか。
この会社のサービスで、誰がどんな風に変わるのか。

ひとつひとつ繊細に聞き取って、厳密に言語化していく作業です。

「一晩かけて書きました〜!」ってわけにはいきません(笑)。

ホロスコープ

実はね、企業理念作ったからっていって、
何かが劇的に変わるわけではないです。
急に売り上げが伸びたりもしないですしね(笑)。

でも、ここをおろそかにしてしまうのは、
根なし草みたいなもの。
一過性では成功しても、続きません。
それは、何人もの起業家さんを見てきた身としても、
そう思います。

さて、企業理念をつくって何が変わったか、
お話しますね。

いちばんは、
会社らしいアウトプットができるようになったこと
です。

星詠みエバンジェリスト講座

をリリースしたのがこの時期。
今も継続中の、人気コンテンツです。

理念が定まることで、

「星読みできる人を育成して、
自分の人生を舵取りできる人を増やす」

という、
会社の存在理由が明確になったんですよね。

そんな風にハラが座ってくるとね、
捨てられるものも捨てていけるようになります。
やることが、どんどんシンプルになる。

昨年は、
娘の学校のPTA会長になったこともあって
プライベートを優先する仕事のしかたに
シフトしました。

っていうと、ぱっと見、売り上げ落ちそうじゃない?
でもそれが、まったく逆で、
昨年、メデルは過去最高売り上げを記録したんですね。

ハラを決めるって、大事です。

「自分はこのことをいちばん大事にしたいから、
それを大事にできる働き方をする」っていう風に決めるんです。
やり方を考えるのはその後、いくらでもできますよ。

アウトプットと、理念づくり。
2つの軸で、
アイデンティティクライシスを乗り越えた
お話でした。

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